
MDUCとは
東北大学病院医療データ利活用センター(MDUC)は、診療記録や検査結果などの医療データを匿名化・統計処理し、安全に研究開発へ活用できるよう支援する専門組織です。 個人情報の厳格な保護を前提に、医療AIや新薬の開発、診断支援技術の検証など、さまざまな応用を後押ししています。 企業・大学・医療機関との連携を通じて、医療の進歩と社会への還元を目指しています。

MDUCでできること

「企業との共同研究で医療データを利用したい」
→ MDUCが医療データの安全な提供と共同研究のサポートをいたします!
「AI・機械学習の研究開発に画像データが必要」
→ 適切に処理された画像データや臨床データをご提供できます!
「新しい診断法や治療法を開発したい」
→ 研究開発に必要な医療データの選定から提供までお手伝いします!
「医療機器の開発・改良に臨床データが欲しい」
→ 機器開発に必要な臨床データを適切にご提供いたします!
「薬事承認申請のためのデータが必要」
→ 承認申請に必要なデータを法令に準拠して提供いたします!
お知らせ

ごあいさつ


センター長
藤井 進

企業の皆様へ

🔶 提供可能なデータとその活用について
MDUCでは、次世代医療基盤法や個人情報保護法に基づき匿名化または仮名化された医療データをご提供しています。
これらのデータは、新薬開発、医療AI・診断支援技術の開発、医療機器の改良など、多様な研究開発に幅広く活用可能です。
以下のような種類のデータを、所定の申請・審査手続きを経て提供しています。
データ種別 | 主な特徴・例 | 根拠法令 |
---|---|---|
仮名化された医療画像データ | 画像診断の研究・AIモデル開発など | 個人情報保護法(学術例外の適用) |
仮名化された診療情報 | 病名・処方・検査結果など、カルテ由来の情報 | 個人情報保護法(学術例外の適用) |
仮名加工情報 | 氏名やIDを削除し、他の情報と照合しなければ個人が特定できないよう加工されたデータ。企業での活用も可能。 | 個人情報保護法 |
匿名加工医療情報(J-MIMO提供) | さらに安全性の高い匿名加工データ。企業連携研究向き | 次世代医療基盤法 |
※J-MIMO:国から認定を受けた匿名加工医療情報作成事業者で、安全なデータ提供を担う事業者です。
当センターが提供する医療データは、患者さんのプライバシーを尊重し、同意と通知に基づいて運用されており、厳格な安全基準のもとで管理・提供されています。
ご利用には、原則として本学教職員を通じた申請および倫理審査・契約などの手続きが必要です。詳細はMDUCまでお問い合わせください。
教職員の皆様へ

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FAQ





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